太りたいのに太れないのは、やせたいのにやせれないのと同じくらい辛い。

皆さんもこういった悩みや疑問を持っていないだろうか?
食べても食べても太らない
筋肉をつけようと思い独学で筋トレを始めたけど全く体形が変わらない
やっぱり筋肉をつけるにはまず太らないといけない?
何とかしようと思ってネットで太るための方法を調べてみても、ダイエットの方法に比べて情報が圧倒的に少ない。
なので今回は健康的な体形になりたいと思っている人に向けて、ガリガリだった私がパーソナルジムに通ったことで半年で体重を10キロ増やした体験談を紹介する。
半年の体形の変化
まずは筋トレを始める前と始めてから半年後の私の体形のデータを見てほしい。

上記はInBodyという体成分分析装置で測ったデータ。見やすいように表にしたのが下記。
2022.12.25 | 2023.6.21 | |
身長 | 177cm | 177cm |
体重 | 60.8kg | 70.1kg |
筋肉量 | 29.5kg | – |
骨格筋量 | – | 56.2kg |
体脂肪量 | 8.2kg | 10.7kg |
体脂肪率 | 13.5kg | 15.3kg |
見てもらうとわかる通り筋トレを始めてから半年で10キロ近く体重を増やすことができた。InBodyの機種の違いによりそれぞれ筋肉量と骨格筋量の記載がなかったので少しわかりづらいけど、体脂肪量の増加量に対して体重の増加量が大きいことから半年で筋肉がついたのがわかる。何より自分でも見た目でわかるくらい体が大きくなった。生まれて初めて筋肉で脇が苦しいというのを実感した。
ずっとガリガリなのがコンプレックスだった

筋トレを始めようと思った理由はひとえにコンプレックス解消のため。
学生のころからずっとガリガリで、弱そうな体にずっとコンプレックスを抱えていた。
男女関係なく体を見られるのが嫌で、プールの授業は本当に苦痛だった。
これまで何度も体形を変えようと決意して食べる量を増やしたり自己流で筋トレを始めたりしたけど、どれも効果はなくそのたびに挫折してきた。
27歳の冬に仕事がひと段落したタイミングで改めて本格的に体形改善に取り組もうと決意したのだけど、もはや自分だけでは絶対に変われないと悟り、藁にも縋る思いでパーソナルジムに通うことを決意した。
どうしてパーソナルに?ジムを選んだ基準
パーソナルを選んだ理由は3つ
・正しいトレーニング方法を理解するため
・トレーニングを習慣化するため
・マッチョと接することでモチベーションを上げるため
正しいトレーニング方法を理解するため

いずれはパーソナルを卒業して24時間ジムに入会するつもりだったので、自分だけでもトレーニングができるよう正しいトレーニング方法を理解するのがパーソナルに決めた最大の目的。
前述したとおり私は自己流のトレーニング方法で筋トレを始めては何度も挫折してきたので、プロのトレーナーに筋トレの基本から教えてもらうことにした。
今の時代ネットで調べればトレーニング方法なんていくらでも出てくるけど、自分にあった正しい方法を理解するには実際にプロに教えてもらうのが一番いい。
実際私は体験入会の際ネットで調べた自己流のベンチプレスを披露したところフォームが完全に間違っているということでトレーナーに正しいやり方を1から教えてもらった。あのまま自己流で筋トレを続けていたら効果が出ず途中で挫折していたと思う。
間違った方法でトレーニングをすると怪我のリスクもあるしむしろ体を小さくすることにもなってしまうので、最初はプロに自分に合ったトレーニングメニューを考えてもらった方がいい。
トレーニングを習慣化するため

パーソナルに決めた理由の2つ目がトレーニングを習慣化するため。
体形は一朝一夕で変わるものではないのでトレーニングは継続して行う必要がある。
実際に昔の私がガリガリのままだった理由の1つは筋トレを始めてもすぐに挫折していたから。
パーソナルジムは予約制なので必然的に筋トレをする時間を確保することになる。
私の場合は毎週水曜の仕事終わりと日曜の朝に予約をすることで週に2回のトレーニングを習慣化した。
実際にパーソナルジムを卒業した後も毎週水曜と日曜はトレーニングの日として私の習慣になっている。
またほとんどのパーソナルジムはキャンセルの場合キャンセル料が発生したり回数券を消費することになるので、面倒くさいと思っているときでもトレーニングに向かわせる強制力が働く。自分のことを管理している人がいるというのもキャンセルの抑止力になる。
マッチョと接することでモチベーションを上げるため
またマッチョと定期的に接することで筋トレへのモチベーションが上がる。
私のトレーナーは私が人生であった人の中で間違いなく一番デカい。
目の前に対峙するだけで生物としての格の違いを感じる。
やはりマッチョの人を見ていると自分もこんな風になりたいと感じるしモチベーションも上がる。
自分のなりたい姿を明確にイメージするというのはモチベーションを維持するのにとても大切なので理想の体型の人と日常的に接することはかなり効果的。
運動×食事x休息のバランスが大切
結局は運動×食事x休息のバランスで体形は決まる。何かが欠けたら理想の体にはならない。
そしてこれは太りたい人だけじゃなくやせたい人にも言えるけどこの中ならまず運動から取り組むべき。適切な運動を習慣化することで食事がとれるようになり、そして質のいい睡眠がとれるようになる。
食べる量は自然と増える

筋トレをするとエネルギーを消化する。それによって体が食べ物を欲する。
私はジムに行った後は焼き肉ライクで焼き肉定食を食べた後なか卯で親子丼を食べるなどしていた。
そして食べた分が体形に反映されるようになる。筋トレを始める前は食べても食べても太らなかったけれど、今では食べた分が体形に反映される健康的な体質になった。なので筋トレで太るにはまず太らなきゃいけないというのは半分正解で半分間違い。運動×食事x休息のサイクルで体重も自然についてくる。
食事は少しずつ変えていけばいい

個人的には最初は食べる内容はそこまで気にせず食べたいものは食べたらいいと思う。トレーニングを始めたばかりのころはトレーニング自体が大変なので、食事制限がストレスにならないよう好きなものを食べたほうがいいというのが個人的な意見。
ただ筋トレを始めるとここまで辛いトレーニングをしているのだから、と自然と食べるものも気にするようになる。どうせならなるべくたんぱく質の高いものを食べよう、おやつは鳥のささ身にしよう。と。ここでも無理して0を100にするのではなく普段食べているものを少しずつ、変えられるものから変えていけばよい。我々の目的はボディビルダーみたいになることではなく健康的な体つきになることなので、最初から最適解を目指す必要はない。
また栄養を気にし始めることで人に誘われたときに断る確固たる意志が生まれた。付き合いで行ってた食べたくもないラーメンはいかない。飲み会にもどうしてもいかなくてはいけないとき以外参加しなくなった。行ってもソフトドリンクと高たんぱくな鳥料理ばかり食べていた。
こういう風に言うとノリが悪いみたいに感じるかもしれないが私の場合は筋トレを頑張っていること、そして実際に目に見えて体形が変わっていることで周囲の人たちもかなり理解を示してくれていた。食事の際の店選びはなるべく筋肉によさそうな店をえらんでくれたし、なんなら”あいつに無理して飲ませる人間の方がが悪”みたいな空気が生まれていた。
そういった空気が醸成されたことを良しとして私はオフィスにおにぎりをもっていって仕事中も食べていた。会議の合間の休憩で食べてた。思い返すと周囲の人や環境に恵まれていたんだなと感じる。
体形は変えられる

筋トレで私の太れない、という体質は変わった。
体系へのコンプレックスがなくなった。ガリガリといわれていたけど、今では初めて会った人から何かスポーツやってるんですかといわれたりもする。
もちろん体のことなのでひとそれぞれ当てはまることと当てはまらないことはあると思うけど適切な運動の習慣化は多くの人がまず取り組んでみるべきこと。今悩んでいる人の参考になればうれしい。
そして体形を変えるにはその道のプロに頼るのが一番。多くのパーソナルジムで無料の体験トレーニングを実施している。自分は太れない体質だから..とあきらめてしまう前に一度門をたたいてみるのがおすすめ。
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